<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"><title>奈良高校文芸部</title><link href="https://9398757456.amebaownd.com"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com</id><author><name>エラ呼吸</name></author><updated>2018-09-12T15:38:21+00:00</updated><entry><title><![CDATA[自鳴琴（平成３０年度版）より「狂った世界の箱庭で」作：淡霧]]></title><link rel="alternate" href="https://9398757456.amebaownd.com/posts/4873500/"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com/posts/4873500</id><summary><![CDATA[全てを飲み込んで溶かし尽くしそうな猛烈な太陽が、人からもエネルギーを奪い取って、夕方になっても眩しく照りつけていた。溶かされそうな暑さにうだりながら歩いていると、浴衣を着た賑やかな集団とすれ違った。外見から見て同じくらいの年齢のようだけど、「きらきらしている」こんな印象。端から見ても同じように見えるのだろう、きっと。…あぁ、今どっと疲れた気がする。人通りの少ない道に出て、木陰のベンチに座った。生きている世界が違うってこういうことを言うのかな、とか馬鹿げたことを考えながら、持っている炭酸飲料の泡がぱちぱちと弾けていくのを、ただ眺めていた。羨ましいとは思わなかった。あんなグループの中に入りたいわけではない。私にだって、お祭りに一緒に行ってくれる人くらいいる。けれど、私はそれが本心から仲良くしてくれている友達だと認識することができなかった。―――結局、みんなが表情、行動、感情さえも取り繕ってできた偽りの世界。ただの『友達ごっこ』のようにしか見えない。―――家族はこんな私のことを「感情が備わっていない」とか「人と関われないのは自分の性格に問題があるからでしょう？」とかいって貶してくるのだけれど。ほんと、みんな考えることが可笑しいと思うよ。　　　　　　　　＊　　＊　　＊どのくらい経っただろうか。もう日は落ちかかっていて、辺りにはいかにも楽しい、という表情を浮かべて過ぎ去る人が増えてきた。ふと、少女は思い出したように立ち上がり、周りのざわめきから逃げるように薄暗い道に消えていった。少女の姿が見えたのは、ただ小波の音だけが響いている浜辺で、ほう…と息をついていた。ここは昔からよく来たお気に入りの場所、特に私は夜に来るのが好きだった。どこか浮かれた雰囲気のある街とは対照的にとても静かで、空を見上げれば闇の中に悠々と輝く満天の星に本当に手が届きそうとさえ錯覚する。ここに来れば、見える世界が一瞬にして一枚の静止画のように見えたから、この空間からは逃れられないんだなんて感じていた。茫然と夜空を眺めていたけれどふと声が聞こえて「ねえ、何しているの？」すっと我に返った。本当は私のスペースに簡単に立ち入らないでほしい。少しの居心地の悪さを覚えたけれど、淡々とした声色でその〈声〉に答えを返した。「特に何もしていないよ。何も考えずに空を眺めていただけ。」「そっか、でも今日ってお祭りがあるんだよね？なぜ行かないの？なぜひとりなの？」ちょうど遠くからお囃子の音色がうっすらと響いてきた。そんな時〈声〉があまりにも無遠慮に聞いたから、ようやく空から目を離して相手を探した。「君の後ろにいるよ。まさか見えないとか言わないよね。」私が焦り始めた時、そう聞こえた。確かにいた、驚きながらも安心と同時に不気味さを受け取って「…っあなたは何なの。」自然とそんな言葉を発してしまった。目の前の彼は何も感じないのか、今は僕が質問していたんだけどね～なんて呟きながらも綺麗な微笑を崩さずに私に向き直って応えた。「それは僕がこの世に存在していないようにみえるって言いたいの？大丈夫だよ、ちゃんと生きているし同じ人間だよ。まあ……少し特殊かもしれないけれど…ね。それじゃ、僕の質問に答えてくれる？」その時、なぜかは分からないけれど彼には逆らってはいけない気がした。「あのね、答えるからあなたについて聞かせてほしいの。私はあまり賑やかな場所が得意じゃない、だから行かなかったし一人でいる。それだけよ。」私が話し終えると彼はあからさまに不服ですといった顔になった。ここで表情を変えられるとは思ってなくて少し狼狽えたがこれ以上は話す気になれず俯いた。「そんな簡単な理由じゃないと思うけど、まあいいか。君の瞳がとても冷たくて、虚無感が漂っていた。少なくとも僕にはそう見えたから気になったんだよ。」今度は少女の方が表情を変える番だった。唖然としたような、やはりそう見られるのかと少しショックを受けたような顔をしていた。「そういえば僕についてだよね。また驚くかもしれないけど、僕は並行世界つまりパラレルワールドの人間なんだ。あぁ、困惑するよね、でも君とは向こうの世界で会ったことがあるよ。」現実では俄に信じがたい話を当たり前の如く話して、最後には悪戯っ子のように意地悪い笑い方をして、また今度ねと消えていった。彼は私に小さな嵐をもたらした。パラレルワールドの人間だと彼は言った。そして、私のことを知っているとも言っていた。頭が痛い、凄く。気分が悪いし、とても寒気がする。疑問と言葉にできない感情が抑えきれずに溢れて、訳が分からず混乱した。「帰ろう……。」もしかしたら輝く星々による幻覚かもしれない、朝になったら夢だったと分かるかもしれない、とほとんど望みのないわずかな期待をもって帰路についた。単にもう二度と彼と会うことなんてないだろう、と思っていただけかもしれないが、彼女は家に着くとすぐ深い眠りの海に沈んでいった。　　　　　　　　＊　　＊　　＊朝になり、うるさく鳴き始めた夏特有の蝉の声で目が覚めた。自室の机に置かれた一冊の本が目に入って、やはり昨晩の出来事が夢ではなかったことに気づいてしまった。確か、記憶の中の彼は「もし、君自身と僕について詳しく知りたいなら、最初に書かれている文字に従ってみればいいよ。」なんて言っていたはずだ。正直気になる、自分のことは自分が一番よく分かると言われているのかもしれないけど私は私という存在を理解できたことなんてなかった。一度心に留めてしまうと忘れられないもので衝動に駆られて私は表紙をめくった。【序章】13番目の世界一、	この書物は13番目のあなたが書いたものです。二、	この書物を見てあなた自身に何か異常が起きても止めることはできません。三、	また逆に何も変化が起きないかもしれません。四、	見るならば、はっきりとした答えを導き出してください。……まだ延々と箇条書きでの忠告が続いて読む気になれない。ここまで言わないといけないものなのかと不思議に思いつつ、付け足されたように書かれた文に目を通した。あぁ、もう一つ言わないといけない。この書物をあなたに授けた「彼」の存在について。―――あの人は愛をもらえないと存在できない。消える。　以上彼女は困惑した。消えるという言葉の意味が分からなかったし、この情報が重大なものであることくらい簡単に察しがついたからだった。もう少し理解のしやすい書き方をしてくれればよかったのに、と違う世界の自分に不満をたらしながら、次のページに目を進めた。「あなたが今までで一番楽しいと思ったことは？」すべてが質問であることは想定外だったが、思いのほか答えやすく油断したのかもしれない。この後になだれてくる言の刃に耐えることができなかった。「あなたは何のために生きているの？」「もしあなたが死んだとして自分が存在していたことを忘れられない自信や証はあるの？」「あなたの世界は何色？霞んでいませんか？」途中からその本は白紙になっていた。震える手でたどり着いた最後のページには小さいけれど力強い文字が綴られていた。「生きる意味を探そうとせずに、この世界を軽く嘲笑うように生きている人になんて生きる価値はないと断言します。」何時しか私の頬には一筋の涙が流れていた。やっと自分が虚無の世界にいることを思い知ったのだ。この世界が極彩色に輝かないのは、やはり自分のせいだったと言うことにも……。苦しい、痛い、辛い、ぐっと息がでないような感覚に苛まれ、お願い、許して、ごめんなさいといない相手に許しを乞うた。嗚咽は段々と無意味な謝罪へと変わっていった。一体何に対する涙なのか、謝罪なのか恐らく本人も分かっていないのだろう。生きている環境は違えども、自分自身に諭されたからかもしれない。彼女に対する報いはまだ終わっていなかった。「助けて………。」壊れた人形のように光の失せた目で、懸命に縋ろうとする彼女に、希望になるであろう言葉を、天使のように囁きにきた人がいた。「ねえ、助けてあげようか？」なんて「僕のことを知ったのなら、僕は君に大きな存在意義を与えてあげられる。」なんて甘い毒を最後に打ち込む彼は善なのか、悪なのか。「教えてあげる。あのね、君はね僕がここで生きていくために〈僕に愛を与えさえすればいい〉んだよ。」エピローグ13番目の世界から来た彼は、向こうの世界で疎外されたらしい。この原点の世界に来て計画通りといった様子なのだろうか、静寂な空間を自らの含み笑い、そして哄笑で破っていた。けれども、少女は未だに自分が小さな鳥籠で囲われてしまっていることに気づかない。そしてこれからもずっと気づかないのだろう。あぁ、凄くきれいで歪な世界になってしまった。もはやもう、誰が一番狂っているのかさえ分からない――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終　　　あとがき初めまして、淡霧です。今回のテーマは「祭り」と「崩壊」ということで書かせていただきました。個人的に最後に精神崩壊させて読後感の素晴らしく悪いものを作りたかったのです。初めて書く小説がこんな内容で大丈夫なのかな、なんて思っています（一応ね）終盤になっていくにつれてもう文章が崩壊しています、すみません笑。案外難しいですね…。まあ、とにかくこんな拙い文章を読んでくださりありがとうございました。これから精進していきたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　淡霧]]></summary><author><name>海蛍</name></author><published>2018-09-12T15:38:21+00:00</published><updated>2018-09-12T15:38:22+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[編集長からの青丹祭スペシャルメッセージ]]></title><link rel="alternate" href="https://9398757456.amebaownd.com/posts/4707465/"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com/posts/4707465</id><summary><![CDATA[我らが編集長からのお言葉です。べ、別に、編集長で遊びたかったわけじゃないんだからっ！勘違いしないでよねっ///]]></summary><author><name>海蛍</name></author><published>2018-08-08T17:35:18+00:00</published><updated>2018-08-08T17:36:12+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[<iframe src="https://drive.google.com/file/d/1wHNYcG13GXR3aWywZ9kdsXlg3T22ed9O/preview" width="640" height="480"></iframe>
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			<p>我らが編集長からのお言葉です。</p><p><br></p><p><br></p><p>べ、別に、編集長で遊びたかったわけじゃないんだからっ！勘違いしないでよねっ///</p>
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	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[創造１０７号より「夢の続きのみかた」作：灯 翔]]></title><link rel="alternate" href="https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635610/"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635610</id><summary><![CDATA[｢うーん…あれ？ここは…？｣気付くとよくわからない場所にいた。なんというか、きれいな場所。｢やっほー！｣そう誰かが飛び付いてきた。そこにはツインテールの私と同い年ぐらいの女の子がいる。｢え、だ、誰！？｣思わず声が出た。｢え、あ、えーと、サクラって呼んでね！｣｢さ、サクラちゃん？｣｢うん！サクラ！よろしくね！｣｢よ、よろしく…あ、私は桃香っていうの。よろしくね。｣よくわからないけど、悪い子？じゃなさそう。｢良かったら桃香ちゃんのお話聞かせて！｣そして唐突にこれだった。そんなこと言われても困るんだけどな…何か話せることあったかな…｢どうしたの？｣｢あっ、いや、何を話せば良いんだろうなって思って…｣｢何でも良いよ！桃香ちゃんの話が聞きたいの！｣いやいや、そう言われても困るんだけど…でも、なんだろう、何だか懐かしい気がする。こんな風に接されたのが久しぶりだからかな？｢あれ、桃香ちゃん？！泣いてるの？！｣｢え、あれ？泣いちゃってる？ごめんね…｣｢いいよ、全然。泣きたかったら泣いても。｣こんな優しい言葉かけられたのも久しぶりだ。私は初めて会った女の子の横で久しぶりに声を出して泣いた。サクラの横なら何故だか安心して泣けた。｢桃香ちゃん、何かあったの？｣｢分かっちゃったかな？｣｢家族とかクラスの誰かが冷たいの？｣｢ほとんど正解。｣そう言うとすごくサクラは悲しそうな顔をした。｢私ね、学校で少し冷たくされているの。友達だと思っていた皆から急に無視されたり、ちょっとした嫌がらせとかもあったりね。｣真剣に聞いてくれている。｢それに家族は私なんかじゃなくて私よりもよくできる弟の方ばっかり優しくて、私なんかどうでもいいみたいなの。｣｢……ちゃ……なん………な…｣ぼそっと何か呟いたみたいだけどよく聞き取れなかった。｢こんなに優しくしてくれたのはサクラが本当に久しぶりで…｣｢私の知らない間に…｣その言葉の意味はよくわからなかった。でも、考えることはしなかった。｢私、要らない存在なのかな…｣｢そんなことない！｣急に叫んだからびっくりした。｢あ、ご、ごめん…｣｢………ありがとう。｣その一言ですごく救われた。｢そうだ！どうせなら一緒に散歩しない？｣｢え、何で？｣｢いいから！｣そんな感じで連れていかれるように散歩を始めた。それにしても綺麗だ。空には満天の星空。流れ星も沢山降り注いでいる。少し歩くと街みたいなものがあった。綺麗な街並み。どこの国のものなのか分からないけどただただ綺麗の一言で言い表すことができた。街をうろうろしていると大きな時計塔のある公園についた。花がたくさん咲いていてこれもまた綺麗だった。全部が同じように綺麗だった。でも人は誰ひとりとしていなかった。｢もしかしてずっと一人だったの？｣｢………うん。｣それ以上は何となく聞くことができなかった。｢綺麗だね…｣そしてまた街を通り、もとの場所に戻ってきた。｢ありがとう。何だか元気が出てきたよ。｣｢それなら良かった！｣私のことをこんなにも考えてくれたのはやっぱり不思議で仕方ない。サクラとは初めて会ったはずなのに何でだろう。｢サクラは何でそこまで私のこと考えてくれるの？｣｢それは桃香ちゃんが大好きだからだよ！｣え。急に大好きだよと言われるとは思っていなかった。でも、思わず笑ってしまった。｢もう！笑わないでよ！｣｢ごめんごめん！まさか急に大好きだとか言われるとは思ってもなかったから。｣｢本当なのに…｣何で私のことなんかを大好きだとか言うのかは分からないけれど、大好きだと言われたのは初めて。とても嬉しかった。｢何だろうね。サクラは不思議だね。｣｢そうかな？｣｢でも、誰よりも私に優しくて、私は友達になりたいし、ずっと友達でいたいなと思うかな。｣｢えっ、まだ友達だと思ってなかったの！？｣｢えっ、ごめん！｣やっぱり不思議だ。｢でも、それはできないね。｣｢え、何で？｣｢………｣そのまま黙ってしまった。｢もう、戻らないといけないからね。｣｢え、どういうこと？｣｢ここは夢の世界なの。｣｢？？？｣訳が分からない。いや、でも言われてみればそうかもしれない。あまりにも周りは不思議すぎる。言われるまで気づかないものなんだ。明晰夢なんて珍しいんじゃないかな。｢ここは桃香ちゃんの夢の世界。だから桃香ちゃんは私のことを忘れてもとの世界に帰らないと。｣｢……でも、私はもとの世界にいるよりはこっちの方がいいな。｣そう言った直後、目の前に大きな扉が出てきた。｢もう終わり。一緒に話せて楽しかったよ。｣｢サクラ……｣それなら最後にひとつ聞きたいことがあった。｢サクラ、私たち、前にどこかで会ったことあった？｣そう言った時サクラは笑った。その真意は分からない。でも、私は叫んだ。｢忘れない！忘れないから！また会いに来るから！絶対に！｣そこで私の意識は途切れた。　　　　　　　　∽　　∽　　∽さようなら。また、忘れちゃうんだろうな。私はあくまで夢の世界の人。きっとまた桃香ちゃんも昔みたいに忘れちゃうんだろう。もう4回目。慣れたと思ってたんだけどなぁ。でも、忘れちゃっても辛くなったらいつでも来てね。私は待ってるから。何年でも、何十年でも、何百年でも、何千年でも。私は、桃香ちゃんのことが、大好きだから。　　　　　　　　∽　　∽　　∽｢サクラちゃん！帰ってきたよ！夢の続きをみたいと思って頑張ったらまた会えた！これからはずっと一緒にいようね！｣駄目だよとは言えなかった。早く帰らないともう戻れなくなるのに。それでも、それでも私は一緒にいたいと思ってしまった。やっぱり私は死神なのかな。桃香ちゃんは生きることより私といることを選んだのが嬉しくもあった。　　　　　　　　∽　　∽　　∽はじめましてのひとははじめまして。灯 翔(ともしび かける)という者です。このサイトまで私たち文芸部の小説を読みに来てくださり、ありがとうございます。死んだ人はあの世が居心地いいから戻ってこないという話をもとに書きました。桃香ちゃんはポニーテールです。二人はこのあと幸せになれたのでしょうか。僕には分かりません。最後にここまで読んでくださりありがとうございました。]]></summary><author><name>灯 翔</name></author><published>2018-07-29T08:51:01+00:00</published><updated>2018-07-29T09:00:18+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<div>｢うーん…あれ？ここは…？｣</div><div>気付くとよくわからない場所にいた。</div><div>なんというか、きれいな場所。</div><div>｢やっほー！｣</div><div>そう誰かが飛び付いてきた。そこにはツインテールの私と同い年ぐらいの女の子がいる。</div><div>｢え、だ、誰！？｣</div><div>思わず声が出た。</div><div>｢え、あ、えーと、サクラって呼んでね！｣</div><div>｢さ、サクラちゃん？｣</div><div>｢うん！サクラ！よろしくね！｣</div><div>｢よ、よろしく…あ、私は桃香っていうの。よろしくね。｣</div><div>よくわからないけど、悪い子？じゃなさそう。</div><div>｢良かったら桃香ちゃんのお話聞かせて！｣</div><div>そして唐突にこれだった。そんなこと言われても困るんだけどな…</div><div>何か話せることあったかな…</div><div>｢どうしたの？｣</div><div>｢あっ、いや、何を話せば良いんだろうなって思って…｣</div><div>｢何でも良いよ！桃香ちゃんの話が聞きたいの！｣</div><div>いやいや、そう言われても困るんだけど…</div><div>でも、なんだろう、何だか懐かしい気がする。こんな風に接されたのが久しぶりだからかな？</div><div>｢あれ、桃香ちゃん？！泣いてるの？！｣</div><div>｢え、あれ？泣いちゃってる？ごめんね…｣</div><div>｢いいよ、全然。泣きたかったら泣いても。｣</div><div>こんな優しい言葉かけられたのも久しぶりだ。</div><div>私は初めて会った女の子の横で久しぶりに声を出して泣いた。サクラの横なら何故だか安心して泣けた。</div><div>｢桃香ちゃん、何かあったの？｣</div><div>｢分かっちゃったかな？｣</div><div>｢家族とかクラスの誰かが冷たいの？｣</div><div>｢ほとんど正解。｣</div><div>そう言うとすごくサクラは悲しそうな顔をした。</div><div>｢私ね、学校で少し冷たくされているの。友達だと思っていた皆から急に無視されたり、ちょっとした嫌がらせとかもあったりね。｣</div><div>真剣に聞いてくれている。</div><div>｢それに家族は私なんかじゃなくて私よりもよくできる弟の方ばっかり優しくて、私なんかどうでもいいみたいなの。｣</div><div>｢……ちゃ……なん………な…｣</div><div>ぼそっと何か呟いたみたいだけどよく聞き取れなかった。</div><div>｢こんなに優しくしてくれたのはサクラが本当に久しぶりで…｣</div><div>｢私の知らない間に…｣</div><div>その言葉の意味はよくわからなかった。でも、考えることはしなかった。</div><div>｢私、要らない存在なのかな…｣</div><div>｢そんなことない！｣</div><div>急に叫んだからびっくりした。</div><div>｢あ、ご、ごめん…｣</div><div>｢………ありがとう。｣</div><div>その一言ですごく救われた。</div><div>｢そうだ！どうせなら一緒に散歩しない？｣</div><div>｢え、何で？｣</div><div>｢いいから！｣</div><div>そんな感じで連れていかれるように散歩を始めた。</div><div>それにしても綺麗だ。空には満天の星空。流れ星も沢山降り注いでいる。</div><div>少し歩くと街みたいなものがあった。</div><div>綺麗な街並み。どこの国のものなのか分からないけどただただ綺麗の一言で言い表すことができた。</div><div>街をうろうろしていると大きな時計塔のある公園についた。花がたくさん咲いていてこれもまた綺麗だった。</div><div>全部が同じように綺麗だった。</div><div>でも人は誰ひとりとしていなかった。</div><div>｢もしかしてずっと一人だったの？｣</div><div>｢………うん。｣</div><div>それ以上は何となく聞くことができなかった。</div><div>｢綺麗だね…｣</div><div>そしてまた街を通り、もとの場所に戻ってきた。</div><div>｢ありがとう。何だか元気が出てきたよ。｣</div><div>｢それなら良かった！｣</div><div>私のことをこんなにも考えてくれたのはやっぱり不思議で仕方ない。</div><div>サクラとは初めて会ったはずなのに何でだろう。</div><div>｢サクラは何でそこまで私のこと考えてくれるの？｣</div><div>｢それは桃香ちゃんが大好きだからだよ！｣</div><div>え。</div><div>急に大好きだよと言われるとは思っていなかった。</div><div>でも、思わず笑ってしまった。</div><div>｢もう！笑わないでよ！｣</div><div>｢ごめんごめん！まさか急に大好きだとか言われるとは思ってもなかったから。｣</div><div>｢本当なのに…｣</div><div>何で私のことなんかを大好きだとか言うのかは分からないけれど、大好きだと言われたのは初めて。とても嬉しかった。</div><div>｢何だろうね。サクラは不思議だね。｣</div><div>｢そうかな？｣</div><div>｢でも、誰よりも私に優しくて、私は友達になりたいし、ずっと友達でいたいなと思うかな。｣</div><div>｢えっ、まだ友達だと思ってなかったの！？｣</div><div>｢えっ、ごめん！｣</div><div>やっぱり不思議だ。</div><div>｢でも、それはできないね。｣</div><div>｢え、何で？｣</div><div>｢………｣</div><div>そのまま黙ってしまった。</div><div>｢もう、戻らないといけないからね。｣</div><div>｢え、どういうこと？｣</div><div>｢ここは夢の世界なの。｣</div><div>｢？？？｣</div><div>訳が分からない。</div><div>いや、でも言われてみればそうかもしれない。あまりにも周りは不思議すぎる。言われるまで気づかないものなんだ。明晰夢なんて珍しいんじゃないかな。</div><div>｢ここは桃香ちゃんの夢の世界。だから桃香ちゃんは私のことを忘れてもとの世界に帰らないと。｣</div><div>｢……でも、私はもとの世界にいるよりはこっちの方がいいな。｣</div><div>そう言った直後、目の前に大きな扉が出てきた。</div><div>｢もう終わり。一緒に話せて楽しかったよ。｣</div><div>｢サクラ……｣</div><div>それなら最後にひとつ聞きたいことがあった。</div><div>｢サクラ、私たち、前にどこかで会ったことあった？｣</div><div>そう言った時サクラは笑った。その真意は分からない。でも、私は叫んだ。</div><div>｢忘れない！忘れないから！また会いに来るから！絶対に！｣</div><div>そこで私の意識は途切れた。</div><div><br></div><div>　　　　　　　　∽　　∽　　∽</div><div><br></div><div>さようなら。また、忘れちゃうんだろうな。私はあくまで夢の世界の人。きっとまた桃香ちゃんも昔みたいに忘れちゃうんだろう。もう4回目。慣れたと思ってたんだけどなぁ。</div><div>でも、忘れちゃっても辛くなったらいつでも来てね。私は待ってるから。何年でも、何十年でも、何百年でも、何千年でも。</div><div>私は、桃香ちゃんのことが、大好きだから。</div><div><br></div><div>　　　　　　　　∽　　∽　　∽</div><div><br></div><div>｢サクラちゃん！帰ってきたよ！夢の続きをみたいと思って頑張ったらまた会えた！これからはずっと一緒にいようね！｣</div><div>駄目だよとは言えなかった。</div><div>早く帰らないともう戻れなくなるのに。</div><div>それでも、</div><div>それでも私は一緒にいたいと思ってしまった。</div><div>やっぱり私は死神なのかな。</div><div>桃香ちゃんは生きることより私といることを選んだのが嬉しくもあった。</div><div><br></div><div>　　　　　　　　∽　　∽　　∽</div><div><br></div><div>はじめましてのひとははじめまして。</div><div>灯 翔(ともしび かける)という者です。</div><div>このサイトまで私たち文芸部の小説を読みに来てくださり、ありがとうございます。</div><div>死んだ人はあの世が居心地いいから戻ってこないという話をもとに書きました。</div><div>桃香ちゃんはポニーテールです。</div><div>二人はこのあと幸せになれたのでしょうか。僕には分かりません。</div><div>最後にここまで読んでくださりありがとうございました。</div>
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			<p>散らない桜</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海蛍</p><p>春の眠りは暁を覚えない。稀代の詩人がかつて詠んだ言葉を、あたしは不意に思い出していた。</p><p>四月二日の朝のことである。</p><p>粗末な部屋に掛けられた時計を一瞥したあたしは、思わずため息をつく。</p><p>九時を示す時計、寝間着のまま布団に座り込む自分。本当ならば、すぐさま着替えて家から飛び出し会社に向かっているはずである。</p><p>けれども、あたしにその必要は存在しなかった。</p><p>四年間の大学生活を無為に終え、買い手市場へと転換した就職戦線であえなく敗北したあたしは、現在就職浪人の真最中であった。</p><p>あたしの価値を分かってくれない企業が悪い、などと思っていた時期もあったが、今はその感情すら失せてしまい、諦めに転じていた。</p><p>「でも……」</p><p>ただ、諦めるといっても齧るほどの親のすねを持たないあたしは、ニートになることもできず、一人家賃三万円の安アパートで途方に暮れていた。</p><p>このままでは、バイトで貯めた貯金が底をつくのも時間の問題だ。そうなれば、このアパートも追い出されてしまい、路頭に迷うことになるだろう。</p><p>その前に、何としてでも仕事を見つけなければいけない。</p><p>ただあたしは、つい先月に前勤めていたバイトをクビになったばかりだった。</p><p>就職活動による精神疲弊でやつれてしまっていたのも、多分一つの原因だったように思う。</p><p>「はぁ……行こう」</p><p>結局、今日も面接に二件連続で落とされた。</p><p>一体、私の何がいけないというんだろう。</p><p>そんなことを思いながら、あたしは家の近くにある公園のベンチに腰を掛けていた。</p><p>公園の遊歩道には狂おしいほど華やかに桜が咲き誇っていて、地面を薄桃色に染め上げていた。</p><p>「どうすればいいの………」</p><p>あたしは、面接に落ちた後の自己が否定されたような精神疲弊とだんだんと暖かくなっていく空気のせいもあって、そこに座ったまま眠りの淵から落ちてしまった。</p><p>そこはぼんやりとピントが合っていないような世界で、ただ一本だけ、大きな桜の木が咲いていた。</p><p>「……寒っ……」</p><p>季節が遡ってしまったかのような寒さを不意に感じ、あたしは両腕で体を抱えて身震いした。</p><p>そのとき、あたしは誰かが背後からあたしの服の裾を抓むのを感じた。</p><p>「誰？」</p><p>振り返ると、そこにいたのは、長めの髪を両側で結んだ、幼い少女だった。</p><p>「お姉ちゃん、何してるの？」</p><p>舌足らずな喋り方で声をかけてきたその少女に、あたしは軽い既視感のようなものを覚えた。</p><p>「何って、何もしてないけど」</p><p>「なんで何もしてないの？」</p><p>なんで、と言われても困る。しかし、幼い女の子相手に自分の不遇を八つ当たりするのも大人気ないことのように思われて、あたしはあくまで冷静にこたえた。</p><p>「何もすることがないからよ」</p><p>すると少女は、納得したかしていないかあいまいな表情を浮かべた。</p><p>「あなたは、何をしているの？」</p><p>あたしは少女に問い返す。</p><p>「わたし？　わたしはねー、何だと思う？」</p><p>質問に質問で返されてしまった。</p><p>答えを迷っていたあたしを置き去りにして、少女はまた別の事を話し始めた。</p><p>「この木って、何か、お姉ちゃん知ってる？」</p><p>「桜でしょう。それくらい分かるわ」</p><p>少女の問いかけにあたしは少し馬鹿にされたように感じ、少し不快な感情を言葉に乗せた。</p><p>「そうだよ。でもね、これは絶対に散らない桜なの。一年中咲き続けてるの。だからほら、こんなに寒いのに今も咲いてる」</p><p>そう言われてあたしは、あたりの空間一帯の寒さが一層増したような錯覚を覚えた。</p><p>「散らない、桜？」</p><p>「そう、散らないの。お姉ちゃん、どう思う？」</p><p>そう思ってあらためて桜を見ると、確かに一枚たりとも花びらは、舞う気配を見せなかった。</p><p>「それは……」</p><p>散らない桜。その言葉を聞いて、私が覚えたのは、とても否定的な感情だった。</p><p>散らずにいつまでも咲き続ける桜など、醜い以外の何物でもない。</p><p>「散らない桜なんて、肉の入ってないロールキャベツみたいだよね」</p><p>少女が、言葉を詰まらせるあたしに向けて言う。</p><p>散らない桜。それはまるで、死なない人間、或いは失敗しない人間のような言葉だ。</p><p>そしてそれは、耐えがたいほどに……汚い。</p><p>「ちゃんと散って、それでまた来年に綺麗に咲くからこその桜なのに。お姉ちゃんもそう思うよね？」</p><p>あたしは同意を求める少女の言葉に、深く頷いた。</p><p>桜が散るのが惜しいなどと人は嘯くが、実のところ心のどこかではそれを期待しているのだ。</p><p>舞う花弁の儚さを、その、叫ぶような潔さを。</p><p>「ねえ、お姉ちゃん」</p><p>桜へと思いを馳せたあたしを引き戻すように、少女が服の裾をまた引っ張った。</p><p>「わたしもね、今は何もしてないの」</p><p>一瞬何の事かわからず、少し考えて先刻の話の続きだと気が付いた。</p><p>「けどね、きっといつか、お花屋さんになるんだ！」</p><p>そう眩しいほどに生き生きと夢を語る少女を見て、あたしはさっき感じた既視感の正体をようやく悟った。</p><p>「それじゃあ、またね、お姉ちゃん」</p><p>不意に会話を打ち切るようにして、少女は背を向けてあたしから去ろうとした。</p><p>「ちょっと待って」</p><p>「どうしたの？」</p><p>首を傾げる少女に、しかしあたしは話す言葉を思いつくことができなかった。</p><p>「えっと、またね」</p><p>「うん、じゃあね、お姉ちゃん」</p><p dir="ltr">そう言って去るかつてのあたしを、あたしは時を忘れて見つめ続けていた。</p><p dir="ltr"><br></p><p>公園のベンチで再び目を覚ましたあたしの掌には、一枚の桜の花びらが握られていた。</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終</p>
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	<hr><hr>]]></content></entry><entry><title><![CDATA[創造１０５号より「未来に宛てる紙片」作：冷茶]]></title><link rel="alternate" href="https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635304/"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635304</id><summary><![CDATA[未来に宛てる紙片　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冷茶私は、雪の積もった道をずっと歩いている。ずっと、と言うと、例えばあなたならどのくらいの時間を想像するだろうか。一時間？一日？一ヶ月・・・それとも、一年という人もいるだろうか。――そんなことよりも、まずは私の話、つまらない昔話になるかもしれないが、少しだけでいいから読んでほしい。　私は昔、小さな田舎の小さな家に住んでいた。両親―――そんなものもいたのかもしれない。私はそこで、きっとあなたと同じような、そう、いたって普通の生活を送っていた。そうだな…当時はそうは思わなかったが、今ならばあの時の生活は確かに幸せだったとそう言えるだろう。「当たり前のことが何よりも幸せ」なんていうようなそこらの教科書にでも乗っていそうなほど、聞き飽きた言葉だが聞き飽きるほど聞いたという事はそう思う人がそれほど多いという事であり、つまりそれは明らかな「正論」なのであろう。現にこの私も今、当時のあたりまえを幸せに感じているわけだし。　申し訳ない。話が脱線してしまった。私は小さな村に住んでいて、幸せな毎日を過ごしていた。少なくとも、「あの日」まで、は。　その日、尻から火を吐き出して飛ぶ幾本もの大きな鉄の柱が空を舞った。町には不快な不協和音が鳴り響くも、人々は成す術もなく、鉄の柱が地に突き刺さって大きな煙の傘が開くころには、殆どの人々は虚しく倒れていた。人々は絶望の中から希望を見出そうと、必死の抵抗を見せた。荒れた街に道を作り、廃材で家を建て、何とか村は平穏を取り戻そうとしていた。しかしながら、地に打ち込まれた楔は私たちの生を縛るかのように、生存者の体を蝕んでいった。やがて村に生者はいなくなった。　こんな結末を、数えきれないほど見てきた。もう何度目だろうか。気の遠くなるような時間と回数、私は同じ結末を見てきた。これまで幾度発狂を繰り返せども、この輪廻は終わらない。不老不死のなんと苦しいことか。たとえ世界が灰になり、人類の生み出した素晴らしくも愚かしい技術の閃光がもたらす汚い雪が積もろうとも、私は、私だけが逃れることができないのだ。もううんざりだ。何もかも投げ出して、そもそも何を持っているわけでもないのだが、楽になってしまいたい。　でも、私は人間が好きだ。人間とは、世界を汚い雪で覆いつくした人生き物であると同時に、私を「当たり前の日常」という柔らかなもので包んだ生き物なのだ。あの幸せ、あの温かさは確かなもので、それだけは間違いがない。ああ、もう今回の地球は終わってしまう。地球の自己防衛機能が自らをリセットへ導くのだ。この光景、地面が捲れあがって空へ吸い込まれていく光景も、もう見飽きてしまった。もう数分でこの地球はなかったことになる。今回は私の手記によると――六六六〇五回目の地球だそうだ。核の冬が始まって二六七年、「あの日」は西暦二〇三九年だったから、今は西暦二三〇六年か。まぁそんなこと最早どうだっていい。この紙切れを六六六〇六回目の地球で何処かに置いておくとしようか。これを拾ってしまった不幸な奴がどう思うか知らないが、私は少なくとも好き好んで六六六〇五回も汚い雪の中で捲れあがる大地を見ているわけではないのだと、そう書いておくとしよう。ああ、意識が朦朧としてきた。ここで気を失い、目を覚ませばそこは六六六〇六回目の地球なのだろう。今度こそ、こんどこそ期待しているぞ。愛しい、愚かしい、人―――。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終　　]]></summary><author><name>海蛍</name></author><published>2018-07-29T08:00:00+00:00</published><updated>2018-07-29T08:00:03+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p>未来に宛てる紙片</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冷茶</p><p>私は、雪の積もった道をずっと歩いている。ずっと、と言うと、例えばあなたならどのくらいの時間を想像するだろうか。一時間？一日？一ヶ月・・・それとも、一年という人もいるだろうか。――そんなことよりも、まずは私の話、つまらない昔話になるかもしれないが、少しだけでいいから読んでほしい。</p><p>　私は昔、小さな田舎の小さな家に住んでいた。両親―――そんなものもいたのかもしれない。私はそこで、きっとあなたと同じような、そう、いたって普通の生活を送っていた。そうだな…当時はそうは思わなかったが、今ならばあの時の生活は確かに幸せだったとそう言えるだろう。「当たり前のことが何よりも幸せ」なんていうようなそこらの教科書にでも乗っていそうなほど、聞き飽きた言葉だが聞き飽きるほど聞いたという事はそう思う人がそれほど多いという事であり、つまりそれは明らかな「正論」なのであろう。現にこの私も今、当時のあたりまえを幸せに感じているわけだし。</p><p>　申し訳ない。話が脱線してしまった。私は小さな村に住んでいて、幸せな毎日を過ごしていた。少なくとも、「あの日」まで、は。</p><p>　その日、尻から火を吐き出して飛ぶ幾本もの大きな鉄の柱が空を舞った。町には不快な不協和音が鳴り響くも、人々は成す術もなく、鉄の柱が地に突き刺さって大きな煙の傘が開くころには、殆どの人々は虚しく倒れていた。人々は絶望の中から希望を見出そうと、必死の抵抗を見せた。荒れた街に道を作り、廃材で家を建て、何とか村は平穏を取り戻そうとしていた。しかしながら、地に打ち込まれた楔は私たちの生を縛るかのように、生存者の体を蝕んでいった。やがて村に生者はいなくなった。</p><p>　こんな結末を、数えきれないほど見てきた。もう何度目だろうか。気の遠くなるような時間と回数、私は同じ結末を見てきた。これまで幾度発狂を繰り返せども、この輪廻は終わらない。不老不死のなんと苦しいことか。たとえ世界が灰になり、人類の生み出した素晴らしくも愚かしい技術の閃光がもたらす汚い雪が積もろうとも、私は、私だけが逃れることができないのだ。もううんざりだ。何もかも投げ出して、そもそも何を持っているわけでもないのだが、楽になってしまいたい。</p><p>　でも、私は人間が好きだ。人間とは、世界を汚い雪で覆いつくした人生き物であると同時に、私を「当たり前の日常」という柔らかなもので包んだ生き物なのだ。あの幸せ、あの温かさは確かなもので、それだけは間違いがない。ああ、もう今回の地球は終わってしまう。地球の自己防衛機能が自らをリセットへ導くのだ。この光景、地面が捲れあがって空へ吸い込まれていく光景も、もう見飽きてしまった。もう数分でこの地球はなかったことになる。今回は私の手記によると――六六六〇五回目の地球だそうだ。核の冬が始まって二六七年、「あの日」は西暦二〇三九年だったから、今は西暦二三〇六年か。まぁそんなこと最早どうだっていい。この紙切れを六六六〇六回目の地球で何処かに置いておくとしようか。これを拾ってしまった不幸な奴がどう思うか知らないが、私は少なくとも好き好んで六六六〇五回も汚い雪の中で捲れあがる大地を見ているわけではないのだと、そう書いておくとしよう。ああ、意識が朦朧としてきた。ここで気を失い、目を覚ませばそこは六六六〇六回目の地球なのだろう。今度こそ、こんどこそ期待しているぞ。愛しい、愚かしい、人―――。</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終　　</p>
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	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[部誌「創造」等のバックナンバーについて]]></title><link rel="alternate" href="https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635292/"></link><id>https://9398757456.amebaownd.com/posts/4635292</id><summary><![CDATA[本サイトでは、部誌「創造」等の過去作品を、一部のみではありますが掲載していこうと思っています。拙いものばかりではありますが、温かい目で読んでいただければ幸いです。]]></summary><author><name>海蛍</name></author><published>2018-07-29T07:50:31+00:00</published><updated>2018-09-12T15:38:52+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p>本サイトでは、部誌「創造」等の過去作品を、一部のみではありますが掲載していこうと思っています。</p><p>拙いものばかりではありますが、温かい目で読んでいただければ幸いです。</p>
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	]]></content></entry></feed>